1. TOP
  2. 概要

趣旨

>PDF版

 アート・ドキュメンテーション学会は、ひろく芸術一般に関する資料を記録・管理・情報化する方法論の研究と、その実践的運用の追究に携わっています。1989年4月に、美術館/博物館、図書館、アーカイヴ、芸術関連機関の新しい連携をめざし、わが国および国際間における文化的感性と芸術関連情報の創発的な協働のために開設されました。

 さまざまな出来事や資料を記録・共有する作業は社会生活の根本をなす人間の営みですが、その理念や技術は現代の情報社会で急速に変容し、飛躍的に発展しています。芸術関連のドキュメントの持つ豊かな可能性は、研究・教育機関のみならず、地域のコミュニティーや個人的な活動でも開発される局面にあるでしょう。

 本学会には、図書館司書、学芸員、アーキヴィスト、情報科学研究者、美術史・文学史・音楽史・メディア史・文化史・自然史研究者など、約350名の正会員、学生会員、賛助会員が所属しています。従来の美術館/博物館・図書館・公文書館・アーカイヴおよび学会といった機関や職能を超領域的に融合する新しい学術団体として、本学会は、新しい未知な課題に取り組む方々の参加をえて、活動を展開しています。

 本学会は、アート・ドキュメンテーション研究会として創設され、1999年に日本学術会議の第18期登録学術研究団体(情報学・芸術学)に加入後、2005年4月に現在の学会名に改称しました。その後、伝統ある英国美術図書館協会(ARLIS/UK & Ireland)のArt Libraries Journal(2013, Vol.38, No.2)の「日本のアート・ドキュメンテーション」特集号の刊行に協力するなど、国際的視野にもとづいて現代社会の要請する人文学と情報学との連動を追究しています。

 主な定期的活動として、年次大会、秋季研究集会、学会誌『アート・ドキュメンテーション研究』と会員ニュース誌『アート・ドキュメンテーション通信』刊行ほか、さまざまな研究集会・見学会、グループ活動、国際交流を実行しています。学会内の各委員会・グループはつねに、今日的要請に即したデータベースの構築、アーカイヴ・デザイン、また個別的な応用課題の解決に取り組み、着実な成果をあげています。

活動内容

  • 研究会、講演会、見学会の開催。
  • 地区部会の活動。現在、関西地区部会があります。
  • スペシャル・インタレスト・グループ(SIG)。日常活動の場として、会員の興味に応じてSIGを結成することができます。現在、「美術館図書室」「デジタルアーカイブサロン」JADS Archives and Archival Methods SIG」の3つのSIGがあります。
  • 美術情報の教育研究、情報資料の収集、交換、提供。
  • アート・ドキュメンテーション関係者の交流。会員専用メーリングリストで自由に意見を交換できます。
  • WWWを通じての広報。
  • 通信誌『アート・ドキュメンテーション通信』、年刊論文誌『アート・ドキュメンテーション研究』の発行。
  • 『アート・ドキュメンテーション関連文献目録』の作成、維持(『アート・ドキュメンテーション研究』に掲載)、及び『アート・ドキュメンテーション関係機関要覧』の作成、維持(1995年2月に『美術分野の文献・画像資料所蔵機関一覧-1993年3月現在-』として刊行)。
  • アート・ドキュメンテーション関係者、諸機関との幅広い連携。IFLA(国際図書館連盟)の協会会員として、美術図書館分科会の活動への参加・協力。ARLIS/NA(北米美術図書館協会)等各国の同種組織との連携。
  • 国際会議等参加支援のための助成金の支給
  • その他、この会の活動に必要な事業を行います。

表彰制度

  • 野上紘子記念アート・ドキュメンテーション学会賞・奨励賞

会員種別・年会費[年度単位]

  • 正会員 6,000円(ただし、65歳以上は4,000円)
  • 学生会員 4,000円(大学学部、大学院等に在学中の学生:申込時に在学証明書または学生証のコピーを提出してください)
  • 団体購読会員 12,000円
  • 賛助会員(個人または機関・団体)一口以上 30,000円(一口)
  • 名誉会員

会員特典

  • 通信誌(『アート・ドキュメンテーション通信』)及び論文誌(『アート・ドキュメンテーション研究』)の配布を受けられます。
  • シンポジウム、研究会、見学会など、本会が主催する事業に優先的に参加することができます。(団体購読会員は除く)
  • 専門分野に応じて、SIG(Special Interest Group)に参加することができます。
  • 正会員、名誉会員には、総会における議決権が与えられます。

賛助会員

(順不同)2024.05現在


組織

○ 総会

○ 役員

  • 会長(1名)
  • 幹事長(1名)
  • 幹事(20名以内)
  • 評議員(原則として会員30名につき1名程度)
  • 監事(1名)
  • その他、副会長1名、顧問数名、幹事長補佐1名を置くことができる。

○ 執行役員会構成

 会長、副会長、幹事長、幹事、監事(職務遂行上必要な場合)及び顧問(会長に出席を要請された場合)

○ 委員会

  • 行事・企画委員会
  • 『アート・ドキュメンテーション研究』編集委員会
  • 『アート・ドキュメンテーション通信』編集委員会
  • 文献情報委員会
  • Web委員会
  • 国際交流委員会

○ 本部

  • 事務局
  • 総務
  • 会計

○ 地区部会

  • 関西地区部会

○ SIG(スペシャル・インタレスト・グループ)

  • 美術館図書室SIG(ミュージアムライブラリーの会)>活動紹介
  • デジタルアーカイブサロンSIG
  • JADS Archives and Archival Methods SIG

執行役員

アート・ドキュメンテーション学会 2023-2024年度役員


  • 会長    田良島 哲(東京文化財研究所)
  • 幹事長   本間 友 (慶應義塾大学アート・センター/慶應義塾ミュージアム・コモンズ)
  • 幹事長補佐 石黒 礼子(国立アートリサーチセンター)
  • 幹事    朝倉 芽生(高知県立美術館)
  •       井上さやか(渋沢栄一記念財団)
  •       上田 啓未(金沢21世紀美術館)
  •       大橋 正司(サイフォン合同会社)
  •       嘉村 哲郎(東京藝術大学芸術情報センター)
  •       芹澤なみき(愛知県美術館)
  •       竹内 俊貴(九州国立博物館)
  •       楯石もも子(東京都江戸東京博物館)
  •       寺師 太郎(TOPPAN株式会社)
  •       中川 裕美(東京綜合写真専門学校)
  •       西澤 藍
  •       藤代 知子(国立アートリサーチセンター)
  •       丸川 雄三(国立民族学博物館)
  •       三島 大暉(皇居三の丸尚蔵館)
  •       宮川 創 (筑波大学)
  •       宮崎 幹子(奈良国立博物館)
  •       村田 良二(東京国立博物館)
  •       吉野 由麗(アドミュージアム東京)
  • 監事    若月 憲夫(茨城大学)

評議員

アート・ドキュメンテーション学会 2023-2024年度評議員(敬称略・五十音順)


  • 内田 剛史(早稲田システム開発株式会社<賛助会員>)
  • グッド 長橋 広行(ピッツバーグ大学東アジア図書館)
  • 栗原 祐司(国立科学博物館)
  • 黒田 結花(美学出版合同会社)
  • 高橋 晴子(国立民族学博物館外来研究員)
  • 田窪 直規(近畿大学)
  • 前川 充 (オムニアート合同会社)
  • 前田 富士男(慶應義塾大学名誉教授/中部大学客員教授)
  • 山下 浩 (日外アソシエーツ株式会社<賛助会員>)