2016年度アート・ドキュメンテーション学会年次大会

2016年度アート・ドキュメンテーション学会年次大会  シンポジウム「文化財と写真〜現物と複製 その境界を越えて〜」 および研究発表会・総会のご案内

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年次大会の発表の概要・要旨はこちらからダウンロードできます >リンク

【第1日】
シンポジウムおよび野上紘子記念アート・ドキュメンテーション学会賞・推進賞授賞式

日時:2016年 6月 11日(土) 13:00〜17:50(12:30受付開始)
会場:奈良国立博物館 講堂
12:30〜 受付

会場へのアクセス
http://www.narahaku.go.jp/info/04.html

参加費(1−2日目共通):(資料代込み)会員1,000円(学生会員500円)、非会員2,000円(学生1,000円)
※博物館の入場券は含まれていませんので、観覧ご希望の方は各自でお求めください。

参加申込みフォーム
https://goo.gl/231q5K
シンポジウムは先着80名まで見学会は先着50名まで
※定員に達したため、参加申込みをしめきりましたが、当日受付もいたします。
※見学会は、定員に達しましたのでしめきりました。
※本大会は会員・非会員を問わずどなたでも参加できます。(見学会は会員のみ)
※大会1日目の終了後に懇親会がありますので是非ご参加ください
(日時:6月11日、奈良国立博物館 レストラン<葉風泰夢(ハーフタイム)>)。
※会場受付では、学会入会申込みおよび年会費納入の窓口も設置予定です。

〇シンポジウム 「テーマ:文化財と写真〜現物と複製 その境界を越えて〜」

趣旨:写真の誕生以来、文化財は重要な被写体の一つとなり、現在までに様々な文化財が写真 におさめられてきました。また近年では、それらの文化財を写した写真自体が新たな文化財と して認識されるようになり、文化財写真のデジタル化も各方面で進展しています。そして文化 財写真のデジタルイメージは、デジタルコンテンツとして保存・公開されるだけではなく、最 新の印刷技術を用いて図録や刊本にも使用されています。このように、文化財をめぐるイメー ジは、現物と複製という関係だけではなく複製資料が新たな「現物」として認識され、さらに アナログとデジタルの両者を往還するような関係になりつつあります。またこれらの写真は文化 財を忠実に後世に伝える「記録」としての役割を持つ一方で、文化財を新たな観点からみつめる 「表現作品」となることもあります。本シンポジウムではこうした多面的な側面を持つ文化財写 真をめぐるこれまでの経緯と最新の動向を俯瞰しながら整理し、今後の文化財写真のあり方を展 望します。

13:00〜13:10 オープニング

基調講演
13:10〜13:40 高橋則英 (日本大学)
「文化財と写真ーその記録と表現の間で」

講演
13:40〜14:05 田良島哲 (東京国立博物館)
「『もの』としての文化財写真」

休憩:10分

報告
14:15〜14:35 川瀬敏雄(堀内カラー)
「文化財のデジタル画像とその品質」

14:35〜14:55中上喜夫(日本写真印刷コミュニケーションズ)
「デジタル時代の文化財と印刷」

見学会解説
14:55〜15:15 宮崎幹子(奈良国立博物館)
「仏教美術資料研究センターと文化財写真アーカイブズ」

15:15〜16:00休憩
(事前申込者のみ:仏教美術資料研究センター見学会 先着50名
*定員に達し、締め切りました)

16:00〜17:00 パネルディスカッション
司会:研谷紀夫(関西大学)

17:00〜17:10 クロージング

〇野上紘子記念アート・ドキュメンテーション学会賞・推進賞授賞式

17:10〜17:50

〇懇親会
18:00〜20:00
奈良国立博物館 レストラン<葉風泰夢(ハーフタイム)>
参加費:有料(料金は後日連絡しますが例年4,500〜5,000円程度です)

【第2日】
公募研究会および学会総会

日時:2016年 6月 12日(日)
(有料:料金は1−2日目共通です。1日目の欄をご覧ください)

〇公募研究会
開始時間 会場:奈良国立博物館 講堂

09:25〜 受付

09:45〜(発表20分 質疑5分)

ミュージアム・アーカイブズ資料としての独日航空技術文書について
筒井弥生

経験のデザイン:文化財の高精細画像を活用した展示演出
−雪舟の見た風景を探る −
向井知子(日本大学 芸術学部デザイン学科)

歴史芸術文化遺産の3Dデジタル資源化とその活用
山口欧志・山路正憲(立命館大学 衣笠総合研究機構)

研究アーカイヴとデータベース:「研究来歴(Research Provenance)」の蓄積と活用
本間友(慶應義塾大学 アート・センター)

専門分野別研究資源ポータルデータベースと相互リンクによるユーザビリティ
赤間亮(立命館大学 アート・リサーチセンター)

文化財デジタルアーカイブにおけるメタデータ蓄積の効率化システムについて
山路正憲(立命館大学 衣笠総合研究機構/アート・リサーチセンター)

身装画像データベース<近代日本の身装文化>:画像データの特性と検索システムの構築
高橋晴子(国立民族学博物館)丸川雄三(国立民族学博物館)

(終了は12時40分頃)

〇学会総会
開始時間 午後14:00〜
会場:奈良国立博物館 講堂

協力:
奈良国立博物館

後援:
記録管理学会/日本アーカイブズ学会/日本デジタル・ヒューマニティーズ学会/一般社団法人情報処理学会CH(人文科学とコンピュータ研究会)研究会/美術史学会/全国美術館会議/情報知識学会/日本ミュージアム・マネージメント学会/ (1日目のシンポジウムのみ)JSPS科研費:26330373

お問い合わせ 年次大会実行委員会: jadsmeeting■gmail.com
(■を@に変えてお問い合わせください。事務局宛のメールや電話ではお問い合わせを受付しておりませんので上記の実行委員会のアドレスまでメールでご連絡ください)