アート・ドキュメンテーション学会 2011年度年次大会

■ アート・ドキュメンテーション学会 2011年度年次大会

2011年6月11日(土)
東京国立博物館 平成館大講堂

※当日は、東京国立博物館「西門」をご利用ください。
※展示(総合文化展〔平常展〕・特別展)をごらんいただくことはできません。
あらかじめご承知ください。
(案内図)http://www.tnm.jp/tnm_images/map_jp.png

主催:アート・ドキュメンテーション学会(JADS)・東京国立博物館
お問い合わせ:アート・ドキュメンテーション学会事務局
166-8532 杉並区和田3-30-22 大学生協学会支援センター内 電話:03-5307-1175
Email(大会関係専用アドレス)jadsevent■gmail.com

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2011年3月11日の東日本大震災は、博物館・美術館・図書館・文書館等のMLA関連の機関とそこに関わる人々にも大きな災厄をもたらしました。さらに原発事故も長期にわたる影響を及ぼしており、発生から2か月となる現時点でも、被災の全体像をつかむことは困難です。
そこで震災発生3か月目に当たる本年度のJADS大会では、震災発生後、活動が始まった文化遺産の被災・復興状況の情報集約と支援の現状に関する報告を企画し、MLAの被災・復興に対する社会的関心の継続を喚起する一助としたいと考えました。実務を基盤とする学会の役割の一つとしてご理解をいただきたく存じます。また、例年どおり会員の研究成果の発表会も開催いたします。会員はもとより、会員以外の方々も多数ご参加いただけますよう、お願い申し上げます。

■スケジュール

※報告者・題目等変更される場合がありますことをご了承ください。

[ 9:30-] 受付開始

[10:00-] 総会(JADS会員のみ)

[11:45-] 昼食

[13:15-] 大会 主催者挨拶

[13:30-] 特別報告「3・11から3か月―MLAの被災と復興―」
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*文化財レスキューの現状と課題 井上洋一(東京国立博物館 企画課長)

*文化財レスキュー事業への支援要請 栗原祐司(文化庁美術学芸課長)

*東日本大震災におけるMLA被災情報集約と救援活動〜saveMLAK活動からの報告〜
 山村真紀(ミュージアム・サービス研究所)

[14:30-] 研究発表会
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村田良二(東京国立博物館)「国宝・重要文化財のデジタル・アーカイブ構築とその展望」

佐藤祐介(東京国立博物館)「モバイル環境における文化財情報の活用」

宮崎幹子(奈良国立博物館)「アメリカにおける博物館収蔵品情報の連携―OCLC報告書と現地調査を中心に―」

丸川雄三(国立情報学研究所)・宮崎幹子(奈良国立博物館)「文化遺産オンラインにおける収蔵品情報の連携 基盤について―奈良国立博物館との連携事例を中心に―」

渡邉美喜(東京国立近代美術館)「マクミラン社グローヴ世界美術大事典にみるアート・アーカイブズの類型とその実例」

[17:20-] クロージング

[17:30-] 閉会

[18:00-] 懇親会(上野駅近辺:会費4000円程度)

■参加申込

下記の申込フォームに必要事項を記入し、送信してください。
http://www.jads.org/FS-APL/FS-Form/form.cgi?Code=2011taikai

■参加費(資料代含む)

※参加費の一部を、文化財レスキュー(東北地方太平洋沖地震被災文化財等救援事業)への義援金に充てさせていただきます。
*JADS会員:1,000円(学生会員 500円)
*一般:2000円(学生 1,000円)
※当日入会で会員扱いとなります。特典としてJADS特製トートバッグを進呈。学生の方は、当日学生証をご提示ください。