2016年度第1回研究会

アート・ドキュメンテーション学会 関西地区部会からのお知らせ

 下記の通り、本年度第1回研究会を開催します。
今回の研究会は、2016年度JADS年次大会の前夜祭として、関東で活発に活動を続けられているデジタル・アーカイブサロンとの合同研究会を企画しました。
いま、デジタル・アーカイブサロンでは何が旬なテーマとなっているのかを伺いつつ、関西地区部会からは、JADS創設メンバーの田窪直規氏、ならびに現地区部会長を仰せつかっている赤間が最近の研究活動について報告し、情報交換ならびに交流を深めたいと思います。奮ってご参加ください。

 会場の関係上、ご参加いただける方は次のメールアドレスに6月9日までに、ご連絡ください。なお、懇親会の参加の可否についても必ずお知らせください。

jads.kansai■gmail.com

関西地区部会 赤間亮

         記

2016年度第1回 関西地区部会(研究会)

日時:2016年6月10日(金) 15:00〜17:00
場所:近畿大学短期大学部会議室
大阪府東大阪市小若江3-4-1
http://www.kindai.ac.jp/about-kindai/campus-guide/access.html
※近鉄大阪線長瀬駅下車。徒歩10分。

☆17時15分から会場近くで、軽く懇親会を行
います。
参加費:500円
懇親会:3000円程度

【プログラム】
<デジタル・アーカイブサロン>
◆2020年に向けたデジタルアーカイブサロンの目論見
・木村裕文/株式会社グレートインターナショナル

(概要)2009年12月の準備会から始まったデジタルアーカイブサロンも、2011年3月11日の東日本大震災当日の中止をはさんで、毎月1回(最近は毎月第2金曜日)、休むことなく開催してまいりました。そして、今回、12回の番外編を含むと、通算80回目を迎えようとしています。現在までの延べ参加人数は1,200人以上、参加者名簿としては300名近く(会員以外の参加者も含む)になり、JADS会員のほぼ半分の方が1度はサロンに参加していただいているような状況です。
サロンでは、これまで様々なテーマを扱ってきました。それらの話題の傾向と、最近サロンで注目している話題、テーマなどを中心にお話ししたいと思います。特に2020年に向けて何をすべきかといった視点から今年度のサロンの活動計画とともにお話しいたします。

<関西地区部会>
◆MLAにおける記述について:日本アーカイブズ学会の企画研究会より
・田窪直規/近畿大学短期大学部

(概要)発表者は、日本アーカイブズ学会に招かれて、MLAにおける記述を比較する趣旨のパネル・ディスカッションで、モデレーターを務めた。その際の議論などについて簡単に報告し、その後、参加者で意見交換したい。

◆立命館ARCの海外デジタルアーカイブ、その現状報告と持続可能なデジタルアーカイブへの挑戦
・赤間亮/立命館大学文学部

(概要)立命館アート・リサーチセンターを拠点として展開する欧米の博物館・図書館の日本文化財アーカイブが現在どのように進んできたのか、そして、それに対してどのように持続可能性を担保しようとしているのか。国内で、初めて語ってみたいと思う。

※会場は、近鉄大阪線長瀬駅(各停のみ停車)下車。徒歩10分で、アーチ型の門がみえます。そこをくぐって、左斜め前の前面ガラス張りのビルの7階にエレベーターでお上がりください。扉が開いた前の部屋が会場(短期大学部会議室)です。