■2012年度第1回(通算112)研究会案内
2012年度第1回研究会(通算112回)を下記の通り実施しますので、
ご案内させていただきます。
「東日本大震災津波被災文書の保存処理―関西における取り組み―」
講師:西山要一氏(奈良大学文学部文化財学科教授)
日時:8月6日(月) 15:00〜17:00
会場:奈良大学博物館
交通アクセス:http://www.nara-u.ac.jp/info/access.html
近鉄高の原駅からのバス時刻表(文 系統、11 系統)
http://jikoku.narakotsu.co.jp/Jikoku_pdf/gene2/pdf/00470_00470_00007.ps.pdf
※終了後に大和西大寺駅付近で懇親会を予定しております。
※非会員の方も参加可能です。
参加費:JADS会員 200円、非会員 400円、学生は半額
申込方法:7月31日(火)までに、タイトルを「関西地区部会参加」として、
ご所属・お名前・懇親会出欠 を明記の上、メールでお申込ください。
宛先:tkaneko■fc.ritsumei.ac.jp
(■は@)
概要:
保存科学研究を専門とされる西山要一氏は、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震・大津波の直後、奈良大学保存科学研究室を中心とする「東日本大震災被災文書・図書・公文書等保存修復グループ」を組織され、その中心的役割を担っておられます。これまでに東京修復保存センター(坂本勇氏)と共同で、盛岡地方法務局大船渡出張所と仙台法務局気仙沼支局の被災公文書5,100冊、奈良大学独自に安養山西光寺(南三陸町歌津)の被災古文書類1,500冊の保存修復作業に取り組んでこられました。
今回の研究会では、奈良大学で取り組まれている津波被災文書の保存処理に
ついて具体的にご報告いただくとともに、実際の保存処理作業と奈良大学博物館の施設・機能を見学させていただく予定です。奮ってご参加ください。