アート・ドキュメンテーション学会 第35回(2024)年次大会(6/15-16)開催のお知らせ
JADS第35回(2024年度)年次大会は、会場・東京都写真美術館1階ホールとオンライン接続を併用し、ハイブリッド型の開催を予定しています。多くの方に議論を共有いただける場になれば幸いです。奮ってのご参加をお待ちしております。
2024年度 年次大会実行委員会
- 状況に応じて、オンラインのみでの開催となる可能性があります。
- プログラムに変更が生じましたら、随時、学会ウェブサイトやメーリングリスト等でご案内いたします。
(2024.6.12更新)
日時:2024年6月15日(土)、16日(日)
第1日目:6月15日(土)
13:00-16:30 シンポジウム
16:40-17:30 第18回野上紘子記念アート・ドキュメンテーション学会賞・奨励賞授賞式
17:30- 懇親会 ※大会1日目終了後
第2日目:6月16日(日)
10:00-12:00 総会(会員限定)
13:00-15:40 研究発表会
16:00-16:20 活動紹介
16:20-16:50 動向紹介
16:50-17:00 閉会
会場/開催方法
東京都写真美術館1階ホール
〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内 >アクセス
およびオンライン(Zoom)(ハイブリッド型)
会場へのアクセス:JR恵比寿駅東口改札より徒歩約7分、東京メトロ日比谷線恵比寿駅より徒歩約10分
大会参加費(両日共通)
5月31日(金)まで
会員・賛助会員:1,000円/非会員・団体購読会員:2,500円/学生無料
6月1日(土)以降
会員・賛助会員:1,500円/非会員・団体購読会員:3,000円/学生無料
- 参加方法問わず同額となります。(資料代は含まれません)
- 予稿集はPDFでご用意します。参加申込の方にご案内するURLからダウンロードしてください。
参加申込
※2024年6月10日(月)締切
(※申込受付を終了しました)
主催
アート・ドキュメンテーション学会(JADS)
後援
記録管理学会、情報処理学会人文科学とコンピュータ研究会、情報知識学会、
人文系データベース協議会、全国大学史資料協議会、全国美術館会議、
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会、日本アーカイブズ学会、日本アートマネジメント学会、
公益社団法人日本写真家協会、日本写真芸術学会、日本デジタル・ヒューマニティーズ学会、
日本ミュージアム・マネージメント学会
予稿集について
予稿集はPDFでご用意します。
準備出来次第、参加者にアクセス可能なURLをお知らせします。ご案内するURLからダウンロードしてください。
総会について(正会員のみ)
総会はオンラインのみ(zoom)で開催します。
現地会場でもオンライン参加できます。出席者ご自身にてオンライン参加可能なデバイス(PC、スマートフォン、タブレット等)をご用意ください。
総会のみ出席、委任状提出のみを希望する正会員は、こちらの別フォームからお申込みください。
大会プログラム詳細
【第1日 6月15日(土)】
●シンポジウム「写真文化の継承と資料・記録の保存活用」 13:00~16:30
一世紀半以上にわたって世界中で作成されてきた写真の文化的、社会的価値は、関係者の努力によって芸術作品や歴史資料としての意義については広く認知が進んできた。一方、作品や記録としての印画だけでなく、乾板、フィルムなどの写真原板や書籍などの二次的な成果物、さらに写真の制作に関連する器材等を含めた写真関連資料の蓄積は厖大だが、21世紀に入ってのデジタル画像の発達と普及によって、担い手の急速な世代交代が進んでおり、これまでの世代が築き上げた写真の文化と関連資料の継承については、多くの課題が生じている。
アート・ドキュメンテーション学会(JADS)は、記録の保存、管理、継承という学会の主旨から、2016年度の大会でシンポジウム「文化財と写真〜現物と複製 その境界を越えて〜」を開催するなど、これまでも機会をとらえて、写真の美術的、歴史的価値の認識を深めるための活動を行ってきた。
今回、あらためて写真関連資料の保存に関する社会的な動きの現状を確認するとともに、その望ましい形での利活用による、今後の写真文化の継承を考えるために、写真家、研究者、実務家等による幅広い議論の機会を設けて、保存活用の理念や方法の深化を図り、併せて社会における認識を広げる一助としたい。
協力
日本写真芸術学会、公益社団法人日本写真家協会、
東京大学史料編纂所附属画像史料解析センターPJ「古写真研究プロジェクト」・「本所所蔵台紙付写真・ガラス乾板に関する研究プロジェクト」、JSPS科研費23H00654・JSPS科研費20H00010
プログラム(予定):
開会挨拶 13:00~13:10
田良島 哲(アート・ドキュメンテーション学会 会長)
趣旨説明 13:10~13:20
田良島 哲
講演1
吉田 成(東京工芸大学 名誉教授)
「写真の誕生と収集・展示・保存」
講演2
髙村達(公益社団法人日本写真家協会 副会長、日本写真保存センター 代表)
「高村智恵子紙絵にみる原板アーカイブの意義」
講演3
寺師太郎(公益社団法人日本写真家協会 理事)
「日本写真保存センターの活動、収集と利活用のこれから」
講演4
井上 聡(東京大学史料編纂所・画像史料解析センター(兼任) 准教授)
桑田 恵里(東京大学史料編纂所・史料保存技術室(写真担当) 技術職員)
「古写真調査を事例とした歴史史料撮影における新展開と組織的データ管理体制の今後」
パネルディスカッション・質疑応答
●第18回 野上紘子記念アート・ドキュメンテーション学会賞・奨励賞授賞式 16:40~17:30
●懇親会 17:30~ ※大会1日目終了後
会場:フロムトップ(東京都写真美術館内)
https://topmuseum.jp/contents/pages/cafe_index.html
※懇親会会場と開始時間に変更がありました。(5/23更新)
懇親会参加費:5,500円
※懇親会につきましては、締切後のキャンセルは、準備の都合上お受けできませんのでご了承ください。
・懇親会参加費は、当日、大会会場の受付にて集金いたします。
・現金のみの対応となります。極力おつりのないよう、ご準備いただけると幸いです。
【第2日 6月16日(日)】
●学会総会(会員限定)10:00~12:00
●研究発表会 13:00~15:40
発表1 13:00~13:30
福井 久美子(東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京)、小林 愛恵(東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京)、瀬賀 未久(株式会社gluon)
「収蔵品の利活用に向けた3Dデータ公開──3D Digital Archive Project」
発表2 13:30~14:00
矢部 恵子(京都芸術大学大学院芸術研究科芸術専攻)
「平沢貞通──4つの雅号をもつ画家の矜持」
発表3 14:00~14:30
矢野 浩二朗(大阪工業大学情報科学部)、横山 恵理(大阪工業大学情報科学部)
「おしゃべり源氏物語──生成AIを用いた博物館ガイドの開発と実運用からの学び」
発表4 14:40~15:10
新里 直之(京都芸術大学舞台芸術研究センター)
「民間小劇場におけるアーカイブ構築の意義」
発表5 15:10~15:40
赤間 亮(立命館大学アート・リサーチセンター)、新名 佐知子(秩父宮記念スポーツ博物館)、村上 佳奈子(秩父宮記念スポーツ博物館)
「マルチモーダル型データベースによる複雑化した収蔵品管理情報の統合手法──秩父宮記念スポーツ博物館を事例に」
●休憩 15:40~16:00
●活動紹介 16:00~16:20
発表1
松本 圭子(京都国立近代美術館)
「京都国立近代美術館情報資料室について」
発表2
富澤 洋子(ポーラ文化研究所)
「2024年5月「化粧文化ギャラリー」オープン〜リアル×デジタルで化粧文化をもっと身近に〜」
発表3
学会アーカイブSIG(アート・ドキュメンテーション学会)
「JADS Archives and Archival Methods SIG(学会アーカイブ SIG)の活動──2023年度」
●動向紹介 16:20~16:50
井上 奈智(上田女子短期大学 専任講師)
「AIと著作権の状況整理」
●閉会挨拶 16:50~17:00
本間友(アート・ドキュメンテーション学会 幹事長)
キャンセル・返金について
参加申込後にやむを得ない事情で欠席される場合には、期限までにPeatixよりキャンセルの依頼手続きをお願いします。詳細はPeatixのヘルプページをご参照ください。期限を過ぎたご依頼はお受けできませんので、ご了承ください。
キャンセル期限:2024年6月12日(水)22:00
お問い合わせ
アート・ドキュメンテーション学会 2024年度年次大会実行委員会
jads_conf2024■googlegroups.com(■を@に変えてお送りください)
- 学会事務局宛のメールや電話でのお問い合わせは受け付けておりません。