最終更新日:2006.01.19
シンポジウム1(2/2) シンポジウム2(2/9)

文部科学省オープン・リサーチ・センター整備事業
慶應義塾大学 デジタルアーカイブ・リサーチセンター 成果報告シンポジウム1
アーツ・アーカイヴのいま

2006年2月2日(木)11:00〜16:30
慶應義塾大学三田キャンパス東館6階G-sec Lab

「アーツ・アーカイヴ」、すなわち現代アートと研究資料保管所という、一見相容れない要素の奇跡のような融合を目指して、慶應義塾大学アート・センターのアーカイヴは構築されてきました。
慶應義塾大学デジタルアーカイブ・リサーチセンター(DARC)の最終年度末を飾り、担当者が一堂に会し、学内外の各界専門家をゲストにお招きし、5年間の成果を報告・発信し、自由な意見の交換をいたします。

●参加無料、事前のお申し込みは不要です
●主催:慶應義塾大学デジタルアーカイブ・リサーチセンター
●協力:アート・ドキュメンテーション学会
●お問い合わせ:
  DARC成果報告シンポジウム1事務局
  〒108-8345 東京都港区三田2-15-45
  慶應義塾大学アート・センター内
  TEL 03-5427-1621 FAX 03-5427-1620
  sympo0602@darc.keio.ac.jp
●ホームページ: http://www.darc.keio.ac.jp/



プログラム

11:00 趣旨説明 鷲見洋一(慶應義塾大学文学部教授、DARC研究代表者)

第1部:事例報告
11:20 油井正一アーカイヴ
     鷲見洋一
     「ノートブックの過去・現在・未来」
11:40 ノグチ・ルーム・アーカイヴ
     柳井康弘(慶應義塾大学アート・センター キュレーター、DARC研究分担者)
     「ノグチ・ルーム・アーカイヴにおける芸術空間のデジタル情報化」

12:00〜13:00 昼休憩

13:00 テクニカル・サポートの立場から
     久納鏡子(慶應義塾大学アート・センター訪問所員、DARC研究支援スタッフ)
     「アーツ・アーカイヴのデジタル情報化」
13:15 土方巽アーカイヴ
     村井丈美(慶應義塾大学アート・センター訪問所員、DARC研究支援スタッフ)
     「iPalletnexusによる舞踏ノート読取りと分析」
     森下 隆(慶應義塾大学アート・センター訪問所員、DARC研究支援スタッフ)
     「動きのアーカイヴ――舞踏譜にみる身体記号の映像化」
13:45 瀧口修造アーカイヴ
     朝木由香(慶應義塾大学アート・センター訪問所員、DARC研究支援スタッフ)
     「瀧口修造資料における断片/集積とデジタル情報化」
     笠井裕之(慶應義塾大学法学部助教授、DARC研究協力者)
     「1958年ヨーロッパ旅行関連資料のデジタル情報化」

14:15〜14:30 コーヒー・ブレイク

第2部:総括討論  14:30〜16:30

提題「情報と記憶とアーカイヴ──デジタルとトラウマ」前田富士男(慶應義塾大学文学部教授、DARC研究分担者)

パネリスト:安西祐一郎(慶應義塾長)、坂上弘(作家)、田中淳一(慶應義塾大学経済学部教授、DARC研究協力者)、西村太良(慶應義塾常任理事)、御厨貴(東京大学教授)、和栗由紀夫(舞踏家)
コーディネーター:鷲見洋一、前田富士男




文部科学省オープン・リサーチ・センター整備事業
慶應義塾大学 デジタルアーカイブ・リサーチセンター 成果報告シンポジウム2
HUMIプロジェクトのいま―貴重書のデジタルアーカイヴと応用

2006年2月9日(木)13:00〜18:00
慶應義塾大学三田キャンパス北館4階会議室

グーテンベルク聖書の収蔵を契機とするHUMIプロジェクトの発足により、慶應義塾における貴重書のデジタル化に関する研究が始まりました。ここ5年間は文部科学省のオープン・リサーチ・センター整備事業として慶應義塾大学デジタルアーカイブ・リサーチセンター(DARC)のうち、3つのプロジェクトがHUMIプロジェクトの研究方法を受け継ぎ、発展させてまいりました。このDARCの最終年度末を前に、研究担当者が一堂に会し、学内外の各界専門家をゲストにお招きして、5年間の研究成果を報告・発信し、闊達な意見の交換をいたします。

●参加無料、事前のお申込は不要です
●主催:慶應義塾大学デジタルアーカイブ・リサーチセンター
●協力:アート・ドキュメンテーション学会
●お問い合わせ:
  DARC成果報告シンポジウム2事務局
  〒108-8345 東京都港区三田2-15-45
  慶應義塾大学HUMIプロジェクト内
  TEL 03-5427-1646 FAX 03-5427-1647
  sympo0602@darc.keio.ac.jp
●ホームページ: http://www.darc.keio.ac.jp/


プログラム

13:00 あいさつ  鷲見洋一(慶應義塾大学文学部教授、DARC研究代表者)
13:10 趣旨説明  宮利行(慶應義塾大学文学部教授、DARC研究分担者)

第1部:事例報告
13:20 樫村雅章(慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構助教授、DARC研究分担者)
     「海外研究図書館との貴重書デジタル化協同プロジェクトの実際」
14:10 松田隆美(慶應義塾大学文学部教授、DARC研究分担者)
     「初期印刷本のデジタル研究環境−XMLによるコンテンツ化と書誌学支援アプリケーションの開発」

15:00〜15:20 休憩

15:20 石川透(慶應義塾大学文学部教授、DARC研究分担者)
     「奈良絵本のデジタル化と研究環境」
16:10 徳永聡子(慶應義塾大学文学部講師、DARC研究支援スタッフ)、入江伸(慶應義塾大学メディアセンター)
     「慶應義塾大学メディアセンターにおける貴重資料のデジタル情報化と公開」

16:40〜16:50 休憩

第2部:総括討論  16:50〜18:00

提題「国際連携と研究環境の革新をめざして」宮利行

パネリスト:村井純(慶應義塾常任理事)、西村太良(慶應義塾常任理事)、鷲見洋一、および、第1部の事例報告者
コーディネーター:高宮利行