本研究会では、"古写真"ではなく"資料写真"、すなわち現在のプリントとフィルム原板(ポジ・ネガ)を整理・保存し活用していく際の基本的な知識や手法をとりあげます。
目の前にある大量の未整理資料写真。とりあえず、どこから手をつけたらいいのか、困っている組織は少なくないと思います。無駄なく、利用につなげていくための基本的な事項を学びあい、日常的な問題を確認しつつ、業務にすぐいかせるような情報を共有できる会にしたいと思います。参加者の積
極的な姿勢も期待しています。
なお当日は、資料の装備用品の紹介とともに、資料保存に関する参考資料や、主催各団体の活動を紹介する「交流コーナ」を設けます。
【主 催】 アート・ドキュメンテーション学会(JADS)
【共 催】 財団法人横浜市ふるさと歴史財団
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)関東部会
【後 援】 日本図書館協会(日図協)資料保存委員会(予定)
【協 力】 情報保存研究会(JHK)
【日 時】 2005年7月8日(金)13:00〜16:30
(受付開始と交流コーナーは12:30〜)
【会 場】 横浜市歴史博物館・研修室
〒224-0003 横浜市都筑区中川中央 1-18-1 Tel. 045-912-7777(代表)
横浜市営地下鉄「センター北駅」1番出口下車、徒歩5分
横浜市歴史博物館HP http://www.rekihaku.city.yokohama.jp/
交通案内 http://www.rekihaku.city.yokohama.jp/koutu/map02.html
【参加費】無料
【参加資格・定員】
主催団体の会員のみ参加できます(定員45名)。恐れ入りますが、キャンセルの場合は、
必ずご連絡ください。
主催・後援団体等の会員および一般の方が参加できます(定員100名)。
*多数のご要望と会場館のご配慮により、より広い会場が確保できたことにともない会員限定の定員枠が拡大することになりました(6/16決定)。
【申込方法・締切日】
ご所属の団体ごとに申込受付を行います。氏名、所蔵団体名、会員種別
(ある場合)、懇親会の出欠予定、連絡先(電話・fax番号、メールアドレス)
を明記の上、下記までお申し込みください。申込締切は6月30日、
ただし定員になり次第締切ります。お問い合わせも下記まで。
○JADS会員・日図協会員、一般の方の申込先
申込開始日:6月13日(月)
(それ以前のお申込みは無効とさせていただきますのでご注意ください)
JADS行事・企画委員会
E-mail:毛塚万里 BXQ10030@nifty.ne.jp / 若月憲夫 jads@dx.catv.ne.jp
fax. :047-318-5008
郵送 :272-0822 市川市宮久保1-21-24 オフィスMAL内 毛塚宛
○全史料協関東部会の会員の申込先
全史料協関東部会事務局 神奈川県公文書館
*会員に配布される所定の申込用紙にてお申込みください
全史料協関東部会 http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~shozawa/zkkennew.html
【プログラム】
12:30 受付開始・交流コーナー開始
13:00 開会
挨拶(横浜市歴史博物館)
主旨説明
13:10 第1部 基調講演
「アーカイブズの保存措置、保存包材について」(仮)
青木 睦氏(国文学研究資料館アーカイブズ研究系助教授)
プリントやフィルムの整理・保存を含め、アーカイブズを保存するための前提としての「物理的コントロール」や、アーカイブズの保存措置・保存包材についての基本や最近の動向についてお話いただきます。
14:00 第2部 事例報告と見学
「収蔵品や展示図録用のプリント・フィルムの整理・保存・活用について」(仮)
柳沼千枝氏(横浜市歴史博物館学芸員)
横浜市歴史博物館で実現している収蔵品管理システムの一環としてのプリントやフィルム(ポジ・ネガ)の情報管理の実例と、実際の管理データベース、収蔵状況について具体的な事例報告とともに見学させていただきます。
15:00 休憩
15:20-15:25 第3部 意見交換会
青木睦氏 柳沼千枝氏 岡田泰吉氏(株式会社コスモスインターナショナル)
司会:細井守氏(日本図書館協会資料保存委員会)
16:30 閉会
17:15 懇親会(会費制.会場近くで実施予定)