立命館大学主催
特許庁委託「平成15年度 大学における知的財産権研究プロジェクト」

公開シンポジウム
「デジタル時代における映像コンテンツの活用と保存
     〜文化財コンテンツビジネスと知的財産権〜」のご案内

【開催趣旨】新しい文化の創造として、歴史的な有形無形文化財(芸能・錦絵・彫刻など)がもつ日本独特のデザインは世界において高く評価されており、今後日本のITコンテンツ産業の重要な分野となる期待も高まっています。その一方で、文化財のデジタル化においては、デジタル化されたコンテンツにかかる各種の権利の所在が複雑であること等の問題から、その産業活用などの推進に問題が生じています。立命館大学では、特許庁より委託を受け「平成15年度大学における知的財産権研究プロジェクト」を実施しており、今回本プロジェクトとして、各界の有識者をお招きしてシンポジウムを開催いたします。

■日 時 2004年2月28日(土) 13:00〜17:30(18:00〜交流会)

■会 場 立命館大学 衣笠キャンパス 創思館カンファレンスホール
     京都市北区等持院北町56-1 地図はこちら↓     
  (http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/annai/profile/campus/kinu.html

■プログラム

13:00 開会の辞   立命館大学 副学長   佐々木 嬉代三
   来賓挨拶   特許庁総務部技術調査課 大学等支援室長 嶋野 邦彦氏

<第1部 基調講演>

13:10 基調講演1「デジタルアーカイブの創造性 知的財産と公共圏」
         東京大学大学院新領域創成科学研究科 助教授 武邑 光裕氏

13:50 基調講演2「歌舞伎の写真・映像の利用における権利処理〜現状と課題〜」
          社団法人日本俳優協会 事務局長    浅原 恒男氏

14:30        休    憩

<第2部 パネルディスカッション>

パート1: 各パネリストからの報告
14:40    「文化財映像コンテンツの制作と知的財産権」
           株式会社グレートデン 代表取締役社長 緒方 陽一氏

       「広告素材とデジタル・コンテンツ」
           株式会社電通 東京本社 法務室長   塚本 知行氏

       「京都コンテンツの発信と活用〜ローカル局の現場レポート〜」
           株式会社京都放送(KBS京都)東京支社長 細井 俊介氏

       「伝統芸能のアーカイブ化と知的財産権」
                     観世流能楽師  片山 清司氏

16:00        休    憩

16:15  パート2: パネルディスカッション 
      「デジタル時代における映像コンテンツの保存と活用
             −文化財コンテンツビジネスと知的財産権−」
              <パネリスト>       武邑 光裕氏
                            緒方 陽一氏
                            塚本 知行氏
                            細井 俊介氏
                            片山 清司氏

<総合コーディネーター>プロジェクト代表・立命館大学法学部 助教授 
                             宮脇 正晴

17:30  閉会
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18:00  交流会(場所: 末川記念会館 第3会議室    会費: 2,500円)

*なお、都合によりプログラムの一部を変更する場合がございますので、予めご了承ください。

■参加費  無料

■定 員  120名(参加申込みについては下記に記載)

■主 催  立命館大学
*なお、本シンポジウムは特許庁から委託を受けた「平成15年度 大学における知的財産研究プロジェクト」によるもので、(財)知的財産研究所のご支援を頂いております。
    
■申込み方法 
 参加ご希望の方は、お名前・ご所属・電話番号・Eメールアドレス及び交流会参加希望の有無についてご記入の上、FAX(075-465-8342)またはE-mail(liaisonk@st.ritsumei.ac.jp)のいずれかの方法にてお申込みください。

■申込み締切: 2004年2月25日(水)まで

■お問い合わせ先: 立命館大学衣笠リエゾンオフィス TEL:075-465-8152