アート・ドキュメンテーション研究会は、創立15周年記念行事として、標記の国際シンポジウムを開催いたします。
中国や韓国の美術情報活動(アート・ドキュメンテーション)の様子を知り、これらの国々の美術情報の専門家と交流できるまたとないチャンスですので、是非、ご参加ください。
■趣旨
東アジア(日中韓)の美術作品・文化財は互いに関連しており、日中韓でこの分野の情報に関する相互協力体制を構築することが求められています。
今回の国際会議では、日中韓から美術図書館と美術作品・文化財データベースの専門家を招き、それぞれの国におけるこれらの分野の状況を発表していただくと共に、これらの方々によるパネル・ディスカッションを行います。
このことを通じて、相互理解を深め、相互協力体制を構築するための基礎を築きたいと考えています。
なお、趣旨詳細はこちらをクリックしてください(pdf
43kb)。
■主催・後援 等
主催:アート・ドキュメンテーション研究会
共催:兵庫県立美術館
協賛:早稲田システム開発株式会社、情報処理学会関西支部
助成:国際交流基金
後援:
[図書館・情報系団体]
日本図書館協会|情報科学技術協会|日本図書館研究会|西日本図書館学会|情報知識学会|情報メディア学会|情報文化学会|音楽図書館協議会|科学技術振興機構
[美術・文化(財)、美術館・博物館関係団体]
日本アート・マネージメント学会|日本ミュージアム・マネージメント学会|民族藝術学会|文化資源学会|全国美術館会議|美学会|美術史学会
[デジタルコンテンツ系団体]
デジタルコンテンツ協会|地域文化デジタル化推進協議会
[アーカイブズ・記録管理系団体]
記録管理学会|全国歴史資料保存利用機関連絡協議会
[コンピュータ系団体]
情報処理学会人文科学とコンピュータ研究会
(7月16日現在、順不同)
■日時
2004年8月6日 [ 金 ]―7日 [ 土 ]
■会場
兵庫県立美術館ミュージアムホール
西日本最大級の美術館として一昨年オープンし、年間約8万人が利用する美術情報センター(美術図書館)を有しています。
国際シンポジウム期間中には、「チャイナドリーム」という中国美術の特別展が開催されます。
〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
TEL: 078(262)0901
http://www.artm.pref.hyogo.jp/
・新幹線新神戸駅からタクシーで約10分
・地下鉄新神戸駅から三ノ宮駅(約3分)で下車、
―阪神三ノ宮駅から岩屋駅(約4分)下車、徒歩約8分
―JR三宮駅から灘駅(約2分)下車、徒歩約10分
■プログラム
8月6日 [金]
受付――――――――――――10:30〜11:00
開会挨拶――――――――――11:00〜11:10
趣旨・概要説明―――――――11:10〜11:20
事務連絡――――――――――11:20〜11:30
セッション1
[東アジア美術の関係性と情報共有の必要性]
発表――――――――――――11:30〜12:15
東アジアの近代絵画をめぐって
越智裕二郎氏(兵庫県立美術館館長補佐)
昼休――――――――――――12:15〜13:20
セッション2
[東アジアにおける美術図書館の現状と相互協力の可能性]
事前解説――――――――――13:20〜13:30
発表――――――――――――13:30〜14:00
ARLIS/Asiaの可能性:日本のアート・ドキュメンテーション、その達成と課題をふまえて
水谷長志氏(東京国立近代美術館企画課主任研究官)
発表――――――――――――14:00〜15:00
中国における美術館博物館系統図書館の情報業務:故宮博物院図書館等を例に
朱賽虹氏(北京故宮博物院図書館副館長・研究館員)
休憩――――――――――――15:00〜15:10
発表――――――――――――15:10〜16:10
韓国の美術文化財情報化の現況
金達鎮氏(金達鎮美術研究所所長)
休憩――――――――――――16:10〜16:20
パネル・ディスカッション――16:20〜17:40
水谷長志氏、朱賽虹氏、金達鎮氏
司会:波多野宏之氏(駿河台大学文化情報学部教授)
休憩・移動―――――――――17:40〜18:00
懇親会―――――――――――18:00〜19:30
8月7日(土)
兵庫県立美術館見学―――――10:00〜10:50
受付――――――――――――10:20〜10:50
セッション3
[東アジアにおける美術作品・文化財データベースの現状と相互協力の可能性]
事前解説――――――――――10:50〜11:00
発表――――――――――――11:00〜11:30
日本の博物館・美術館情報ネットワーク:模索の20年
田良島哲氏(東京国立博物館事業部情報課情報管理室長)*発表者が変更になりました
発表――――――――――――11:30〜12:30
中国における美術館コレクションのデジタル化
王春氏 (中国美術館情報センター副研究館員)
昼休――――――――――――12:30〜13:40
発表――――――――――――13:40〜14:40
中国における美術文物の情報デジタル化の構築:故宮博物院等を例に
朱賽虹氏(北京故宮博物院図書館副館長・研究館員)*発表者が追加になりました
発表――――――――――――14:40〜15:40
韓国の文化情報化政策: 国家文化遺産及び文化芸術総合情報システムを中心に
孔逢錫氏 (韓国文化観光部企画管理室情報化担当官室電算事務官)
休憩――――――――――――15:40〜15:50
パネル・ディスカッション――15:50〜16:50
田良島哲氏、王春氏、朱賽虹氏、孔逢錫氏
司会:田窪直規氏(近畿大学教授 司書課程・学芸員課程担当)*パネリスト・司会者が変更になりました
閉会挨拶――――――――――16:50〜17:00
■資料代等
資料代・特別展「チャイナドリーム」のチケット代として、以下の金額を頂戴します。
当会会員、共催・後援団体会員:1500円(学生1000円)
非会員:2000円(学生1500円)
懇親会費:4000円(学生2000円)
■参加申し込み
7月24日までに、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、当会会員および共催・後援団体会員か否か、懇親会に参加するか否かを明記の上、下記にご連絡ください。
なお、後援団体会員はその団体名をもご明記ください(後援団体の最新情報は当会のWebサイトに順次掲載します)。
〒611-0002
京都府宇治市木幡金草原60-6 びぶりおん気付
アート・ドキュメンテーション研究会事務局
fax: 0774-33-3969
mail: ldt02307@nifty.ne.jp
*事前に申し込み不可能な方は、当日受付をいたします。ただし、事前に人数を把握したいので、できるだけ7月24日8月2日までにお申し込みください。なお、万一満席になりました場合は、当日受付をお断りすることもありえますので、ご注意ください。*問合せが多いため事前申込期限を延長しました